皆さんこんにちは。
前回の記事でスライスは悪じゃないということはご理解いただけましたでしょうか?
実は私もスライスは悪じゃないと割り切ってからは大分スコアが安定してきました。
右に曲がる前提で練習を重ねて今では左側に向けてストレートボールを打ち出し、右に曲がる分フェアウェイに落とすことができています。
スライス(風)に悩んでいたころのフェアウェイキープ率は驚異の一桁代だった(笑)のですが今では調子が良い時には40%位(まだ低いですけど)まで改善しています。
流石にメンタルのスポーツですね!
皆さんにもスライスは敵ではなく味方であることを納得してもらえるようにスライスの魅力について書いていきたいと思います。
スライスには魅力がたくさん
ゴルファーに忌み嫌われているスライスですが実は魅力もたくさん持っています。
そんなスライスの魅力の一部をご紹介します。
スライスはボールが上がって止まりやすい
スライスはカットの軌道で打つためボールに右回転が掛かります。
また、インパクトの瞬間にフェースが開き気味で当たりやすいのでボールが上がりやすくなります。
勿論ドローでもボールは上がりますが、ドロー系の打ち方はフェースが閉じ気味でインパクトを迎えるためスライス系のボールほど高く上がりません。
このフェースの向きが飛距離の差になるのですが、スライスボールは飛距離が出ない分『高く止まりやすい』ボールになるのです。
これはグリーンまでの距離が遠い場合はデメリットですが、グリーンに届く距離では強力な武器になります。
バンカーからの脱出はスライスが有利
「スライサーはバンカーがうまい」と言われています。
これはなんとなくそのような感じではなく、本当のことなんです。
スライサーは基本カット打ちになります。
この打ち方はサンドウェッジのソール部分にあるバンスを生かすのに適しています。
ボールの手前にヘッドを落とすだけでヘッドがインサイドに抜けていくからです。
エッジが砂に突き刺さることがないので砂と一緒にボールを運ぶことができます。
ライに影響されずらい
ゴルフは練習場のように平のところからばかりで打てるわけではありません。
寧ろ初心者のうちは(私は今でもですが…)ラフや傾斜地など悪いライでのショットを要求されることの方が多くなります。
そんな時にもスライス打ちが有効になります。
スライスを打つ場合はダウンスイングでヘッドを上から入れます。
ヘッドの入射角が鋭角になるので、ラフなどで手前の芝にかかり辛くなります。
また、フック系のボールより止まりやすいため連続したトラブルに見舞われる危険性が低くなります。
良いスライスは距離感が合いやすい
良いスライスを打てるようになると飛距離にばらつきがなくなります。
更に上達すると5ヤード刻みの打ち分けができるようです(私はそこまでできませんけど…)
特にアイアンで飛距離が安定するとスコアが安定します。
ドローボールに比べると飛距離は落ちますが、そこはクラブの性能に任せましょう!
まとめ
ほんの少しですがスライスの魅力をお伝えしました。
皆さんの中のスライスは悪という図式は解けましたでしょうか?
昔、何かの映画で「武器が悪なのではない、武器を使う人間の意志が悪なのだ」というセリフを思い出しました。
スライスは考え次第で大きな武器となります。
是非今打てるボールを磨いて更なる武器としていきましょう!