パターってホント難しいですよね。
せっかくドライバーが芯食って250ヤードのビッグドライブをかまして、残りの7番アイアンでまさかの2オン成功!
残りの15ヤードを2打で決めればパーだ!と意気込んでパットするも、3パットはおろかまさかの4パット…
こんな経験、ボクは山ほどあります。
そんなボクが今では友人からパターの名手(ま、言い過ぎですが)とまで言われるようになりました。
この記事ではボクが実践してみてスコアが驚くほど改善したパター練習を7つご紹介します^^
パターで一番大事なこと
パターで一番大事なこと、これは賛否両論がありますがボクは迷わず「距離感」と言います。
プロの方ならまだしもボクら素人は2mのパットなんて1パット圏内じゃありません。
「まっずぐ強めに打てば入るよ」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、ロクに傾斜も見れない素人が打ったってカップを捉えることができず、返しのパットも2m残るのが関の山です。
ですから素人は「OKパット」を貰うために50cm圏内に寄せるのが最善策です。
そのためには距離感が一番重要で、これさえ合わせるようになれれば1ラウンドで3パットは2~3回で済むようになります。
手でボールを転がす
距離感を掴むためにまず一番最初にすることは、練習グリーンで「ボールを手で転がす」ことから始めると良いです。
そもそもパットを「打つ」という感覚があるから距離感がおかしくなる訳で、「転がす」という概念を持つだけで相当パットへの意識が改善されます。
転がすときの注意点として、立ったままだとボールが腰の位置から落ちてしまうので、中腰になって足首当たりからボールを転がすようにしましょう。
実際に手で転がしてみると分かりますが、パターで打った時よりも格段に距離感が良くなっているハズです。
パターを利き手で転がすように打つ
次にすべきことですが、さきほどの「ボールを転がす」感覚を持ったまま実際にパターを握ってください。
そして利き手(大体の方が右手ですね)で、手が伸びてパターの先端が手だと思いながらボールを転がしてみてください。
決して「パチーン」とボールを打っちゃダメですよ、さきほどの手で転がしたような感覚で練習します。
スイングの幅で距離感を掴む
次はスイングの幅で距離感を決めていきます。
といってもスイングにはバックスイングとフォロースルーがあります。
後述しますが、バックスイングはほぼ取りません。さきほど手で転がした時もほとんどバックスイングは取っていませんよね?
目安は足を肩幅に開いて、フォロースルーが左足(右利きの場合)に来るぐらいのスイングで打った時にどのくらいボールが転がったかを確認します。
ちなみにボクの場合、このくらいのフォロースルーで打つと歩幅計測で7~8歩の距離になります。
ご自身の歩幅を憶えるようにしてみてください。
他にも足を1足分開いた時の距離や肩幅プラス1足分などの距離を試していって、「足1足分開いたときは4~5歩」とか「肩幅プラス1足分だと12歩」など憶えることで距離感を掴むことができるようになります。
パターで二番目に大事なこと
一番大事なのは距離感ですが、次に大事なのはやはり「まっすぐ打つこと」です。
止まっているボールをただ打つだけなのになぜまっすぐ打てないのでしょうか?
それは「バックスイングが邪魔をしている」からです。
それならばバックスイングを取らなければよいだけの話です。
パターをなるべく短く持つ
バックスイングを取らない構えをするには少しコツが要ります。
それは「短く持つ」ことです。
短く持つことでさきほどの「手でボールを転がす感覚」もより近くなってきますし、なによりクラブの遠心力でボールを打たなくするためです。
他のクラブは100ヤードや200ヤードなどを飛ばすのでどうしてもクラブの遠心力が必要になりますが、パターは長くてもたかが20mです。
遠心力なんか全く無くても構いません。ボクの場合はグリップエンドぎりぎりに手が来るようにパターを持って構えます。
バックスイングを取らない
バックスイングはボールとの距離が遠ければ遠いほどジャストインパクトを迎えるのが難しくなります。
また、バックスイングからインパクトにかけてのスピードも調整しなくてはなりませんし、パターがあまりうまくない人を見ているとバックスイングから戻すときとインパクト手前のスピードが安定せず、思いっきり打ち込んでしまったり大ショートをかましてしまうことが多いですね。
そしてスイング軌道に少しでもズレがあるとボールは狙った方向に転がってくれません。
トップスピンをかける
ボールを手で転がすときにバックスピンをかける人はいないと思います。同時に無回転で転がす人もいないと思います。
これと同じで、パターも打つときにトップスピンをかける必要があります。
なぜトップスピンをかけるかと言うと「ボールが綺麗に転がる」からです。
そのままドスンとボールを打つとボールは少しだけ跳ね上がり、距離感が出辛くまた芝目が邪魔して真っすぐ転がってくれません。
トップスピンをかける打ち方は非常に簡単で、打つ前にパターを少し地面から離してスイングをするだけでOKです。
ボールの中心から少し上っ面にフェースが当たればベストです。
パターの形状は自分のクセで選ぶ
パターには様々な形状があります。
基本的にはマレット型とピン型があり、それぞれに特徴があります。
ピン型
マレット型
ピン型はパターのスイング軌道が半円を描く人に向いていて、マレット型はスイング軌道が水平に動く人に向いているとされています。
正直ボクの打ち方だと答えは「どっちでもいい」となってしまうのですが、強いて挙げるのならマレット型の方が向いていると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パターは「打つのではなく転がす」という意識さえ養えれば、それだけでグリーン上での往復はかなり少なくなります。
実際にはグリーンの起伏なども加味しなければなりませんが、たったこれだけで驚くほどスコアが改善されるハズです。
パーオンしたならばパーは取りたいですよね。
夢の2パット生活ももうすぐそこです。頑張って練習してみてください^^
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