今回はグリーン上でのルールとマナーのお話です。
グリーンはコース上でも特殊な場所です。
数百ヤードを一生懸命運んできて、たった数ヤードに泣くというのがゴルフです。
そんな繊細なプレーを行う場所ですのでしっかりルールとマナーを覚えて向かいましょう。
グリーン上のルール
グリーン上での基本的なルールは下記になります。
ルール違反を侵さないよう、また、知らないで損をしないように覚えておきましょう。
ボールを拾い上げて拭いてOK
グリーン上にある拾い上げることができます。
コース内で泥などが付いているとパットに大きな影響が出ます。
しっかり落としておきましょう。
拾い上げる際はボールの位置にマーカーを置きます。
置き方は、ボールの後ろ(カップと反対側)に置きます。
前に置くと反則を取られる場合もありますので注意して下さい。
ボールを戻すときはマーカーの前(ボールが元々あった場所)に戻してからマーカーを外します。
パットを打つ順番
パットを打つ順番はカップから遠い順になります。
一度打ち終わってもまだ距離が遠い場合は連続で打つことになります。
ただし、ボールがグリーン上にない場合はカップに近くても先に打ちます。
パットしたボールがピンに当たると2打罰
意外と知られていないのがこのルール。
ピンを抜き忘れてパットを行ってしまいピンに当たってしまうと2打罰を受けます。
パットに入る前に必ずピンを抜きましょう。
※グリーン上になかったボールを打った場合にピンに当たっても罰はありません。
覚えておくべきグリーンでのマナー
グリーンはコースの中で最も重要な場所であると共にプレイヤーにとっても最も緊張感の高まる場所です。
せっかく数百ヤードを2・3打ほどで運んできても3パットを打ってしまうと全てが台無しに。。。
そのため他のプレーヤーが集中できるように気を使うことが大切です。
①抜いたピンは誰からも邪魔にならない場所に置く
上でお話しした通りパットしたボールがピンに当たってしまうと2打罰となってしまいます。
これは抜いたピンでも同様です。
パットミスがあっても当たらないような場所に置くようにしましょう。
②他の人のラインを踏まない
「ライン」とはボールが転がる道筋のことです。
他の人のボールとカップを結ぶ区域は通らないようにしましょう。
③目に付くところに立たない
パッティングは繊細な作業です。
パットをする時に人の姿が目に入ると気が散ります。
プレーヤーの視界に入らないように注意しましょう。
④最初にパットが終わった人がピンを持って待ちましょう
最初にパットが終わったら置いてあるピンを持って他のプレイヤーがホールアウトするのを待ちましょう。
全員のパットが終わったら素早くピンを戻し次の組にグリーンを譲りましょう。
意外とクラブを忘れていく人が多いです。(私も何度も置いて行ってます)
まとめ
グリーンはコース最後の勝負場所です。
全員が集中してプレーできるようにお互いが気づかいをしましょう。
また、グリーンが空かないと次の組がプレーできません。
終わったら素早く移動できるよう全員で協力しましょう!
【追記】
初心者ゴルフの基礎知識①~④までが終了しました。
ここまで読んで頂いた方は最低限のルールとマナーを覚えていただけたと思います。
結局大切なのはゴルフ場にいる全てのプレーヤーが楽しむためにお互いが気を使うことです。
そのためにはプレーファーストが重要です!
次は練習の基礎についてお話ししたいと思います。