さて、今回は実際のプレイのお話です。
プレイと言ってもスイングの仕方やスコアメイクのお話ではなく、基本的なルールとマナーのお話です。
ゴルフ場には沢山のゴルファーがプレイしています。
全員が楽しくプレイするためにもお互いがマナーを守らないといけません。
以前、私があるゴルフ場に行ったとき前を行く組がマナーが悪くスコア的には悪くなかったのに非常に不愉快な気持ちで帰る羽目になりました。
今でもその組の顔は忘れていません(笑)
人に恨まれないためにも基本的なルールとマナーは覚えていきましょう。
最も大事なのはプレイファースト
スロープレーは最大のマナー違反とされます。
ハーフラウンド(9ホール)のプレー時間の目安は2時間15分とされています。
この時間を超えるとスロープレーとなり後ろの組に迷惑が掛かります。
ただ、初心者のうちは中々思うようにプレイできず意図しないで時間が掛かります。
こればかりは仕方がないので移動は駆け足を心がけましょう。
駆け足で移動していれば後ろの組の人も初心者であること理解して大目に見てくれます(笑)
迅速なプレーのポイント
①他のプレーヤーのボールの行方を見ておく
プレー中は自分の打った球を見失うことが良くあります。
同伴者が打ったボールの行方を見ておき、ボールを探す時間を減らしましょう。
②ボールを探すのは5分以内で。林などに入った場合は全員で探す。
ボール探しを始めてから5分が経過すると元の場所から1打罰で打ち直しとなります。
ただ、元の位置に戻ると時間が掛かり過ぎるのでプレー進行が遅い間は無くなった場所近辺から1打罰で打ち直した方が良いでしょう。
③カートから離れた場所にあるボールを打ちに行く時は使いそうなクラブを3本位も手行く。
カートから離れた場所にあるボールを打ちに行くときにクラブを1本しか持っていかないと番手が合わないときにまたカートに戻ってこなければいけません。
これも無駄な時間になってしまうため使う可能性のあるクラブはできるだけ持っていきましょう。
セルフスタンド クラブケースという便利なアイテムもありますので余裕があれば購入して持っていくと良いでしょう。
④準備ができた人から一声かけて打ちゃいましょう
基本的にはグリーンから遠い人から打つのがルールですが、準備に時間が掛かってしまう場合などは準備ができた人が「打ちます」と一声かけて打っちゃいましょう。
⑤グリーン上でもダラダラしない
パットも意外と時間が掛かります。
全員がカップインしたら速やかにグリーンから離れて次の組に譲りましょう。
絶対守ろう三大マナー
これだけは確実に守ろうという三大マナーがあります。
本来なら最初のラウンドは経験者と回っていろいろレクチャーを受けて欲しいですが、初心者同士で行く場合は下記のマナーだけは確実に守ってください。
絶対打つ人の前に出ない
2打目以降の打つ順番はグリーンから遠い人からになります。
打球事故を防ぐためにも絶対に打つ人の前に出てはいけません。
打ち終わったら迅速に自分のボールに向かいましょう。
前の組への打ち込み厳禁
前の組が自分の飛距離で届く範囲にいる間は打ってはいけません。
まぐれ当たりでも届かない距離に移動してからプレー再開です。
アイアンなどで本来の距離が150ヤードでもトップでいい当たりをしてしまうと+20ヤード以上飛んでしまいます。
隣のホールに飛んで行ってしまった場合は大声で知らせましょう
ミスショット(狙って打つ人もいますが)で隣のホールにボールが飛んで行ってしまった場合は大声で『ファー』と叫んで知らせましょう。
まとめ
以上が最低限知っておきたいルールとマナーです。
そんなに難しいことではなく皆が安全で楽しくプレーするための決まり事です。
自分たちだけが楽しめれば良いという悪いプレーヤーもいますが、自分がやられたらいやなことは他人にもしないという人として当たり前のことばかりです。
忘れずに守って楽しくプレーをしましょう。
次回はグリーン上でのルールとマナーをお伝えします。